一眼レフ系のニコンは、そのレンズマウントを一貫してF系マウントにしてきた経緯があり、このことがニコンユーザーにとって、魅力の一つとなって来ました。
1959年(昭和34年)にニコンFと名付けられた一眼レフが発売されます。これが、F系マウントの元祖です。
F系マウントは、時代と共に、途中で新機能が追加され、徐々に複雑になって行きます。
露出計連動機構や開放F値連動機構や電気接点機構などの追加がそれです。
しかし、基本的な規格は踏襲されたため、条件付きながら互換性があります。
そのため、古いレンズを新しいボディーに装着できる利点がありました。
新しいレンズを古いボディーに装着する場合、新しいレンズに組み込まれた新機能は利用できませんが、装着することはでき、多少不便ながらも撮影できました。
ただし、仕方のないことですが、一部に互換性を維持できない組み合わせもあります。
それでも何とか工夫して、ニコンは、F系マウントを堅持し続けることで、既存ユーザーの利便性を確保し続けたのです。
その代償として、斬新さが求められるボディー開発では、多少なりとも制約条件となりました。
長所もあれば短所もあったわけですが、総じて長所が多かったと言えます。
このことが、中古市場でのニコン製品の買取を活発にする要因の一つとなっています。
ニコンは買取市場でも特別な存在感を示しています。F系マウントでない機種であっても、ニコンの名が信頼感を醸し出しますので、買取の現場でも、どことなく特別な存在感があります。
中古市場でも買取に際しては、ブランド名が多少なりとも影響するのです。
ブランド力の小さいカメラが買取に際して有利になることは、特別な理由がない限り考えにくいことです。
なお、F系マウントのニッコールレンズは、互換性が高いため中古市場では大きな需要があり、ニッコールブランドも加わることで高い人気を維持し続けています。中古市場では、ボディーだけでなくレンズも重要な要素です。
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