カメラの世界がフィルムからデジタルに移行して以来、フイルムの入手が難しくなり現像も難しくなったため、フィルムを使うアンティークカメラの購入動機も、写して楽しむことから集めて楽しむことに移行しつつあります。
そのため、全体的にアンティークカメラの人気は、一時ほど大きくありません。
かつて古いライカに古いレンズを付け、ライカの感触を楽しみながら、ライカレンズの味を引き出して撮影することが流行りました。
今はその熱もかなり冷めました。ですが、銘機と呼ばれているアンティークカメラに関しては、常に一定の需要があり、古くからコレクション目的で買われていました。加熱状態から元の状態に戻ったのです。一定のアンティークカメラファンがいますから、銘機と呼ばれるに相応わしいものなら、買取が行われています。
ライカではM3を筆頭とするM型ライカに人気が集中するでしょうし、ニコンではニコンSPやニコンF2チタンなどが銘機の誉れ高く人気があります。
買取もこのような銘機ならスムーズに行われます。フィルムカメラの実用性が低下しても、このようなアンティークものなら、使わずに美品のまま手元に置いておきたくなるものです。
純然たるアンティークものは、実用性と関係なくその名声によって需要があり、買取も行われています。
このように、実用品ではなく趣味品として需要があるため、買取に際しては保存状態が重視されます。有名な銘機であり未使用美品レベルであれば、買取では他と比べて好条件が提示される可能性が充分にあります。
ニコンSシリーズには、復刻品があります。2000年にはニコンS3の復刻品が発売され、2005年にはニコンSPの復刻品が発売されました。
これらの復刻品は、実用品ではなくコレクターズアイテムですから、その大部分は、使われることなく未使用美品で今も大切に保管されているものと思われます。コレクターズアイテムとしてのカメラは、このように取り扱われます。
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