多く出回っているカメラの多くは中盤レンズを用いたものが主流になっています。実は、一般やプロが使っているカメラの多くは、中判カメラが元祖となっています。その多くは、ウェルクシュテーテン製のカメラです。中判カメラは古くから画質がよいとされ、プロの写真家はもちろん、一般の人でも多く使われています。特に、ウェルクシュテーテンのカメラは1964年にペンタコンに吸収合併された後でも、主力商品として今日も販売を続けています。
中判カメラは今やデジタルカメラにも対応しています。中判カメラ独自の画質のよさもあいまって、さらにカメラを多く手にする人が増えています。ウェルクシュテーテンが開発した中判カメラ「エクサクタ」シリーズも、会社は変わっていますがブランドは廃れておらず、ウェルクシュテーテンの情熱を受け継いだカメラともいわれています。また、中古カメラとしてのウェルクシュテーテンも値が高く、コレクターの間では一流品と名高い物になっています。