ライカは、他のメーカーのカメラと違って、実用品でなくなったような古いタイプでも保存状態が良ければ、良い条件で買取できる可能性が充分にあります。
他のメーカーのカメラであれば、ここまで幅広くは評価されないのが普通です。
ライカのクラシックカメラは、コレクターズアイテムとしても大変人気があります。
戦前に作られた古いタイプのバルナック型も、戦後のレンジファインダー搭載のM3に代表されるM型も、一眼レフのR型も、そして最近のデジタルカメラのライカも、幅広く買取の対象になっています。
ライカの名声は古くからあり、伝説とも言えるもので、今も衰えることはありません。
そのため、業界での買取もスムーズに行くわけです。ただし、カメラの型式によって人気にばらつきがあり、人気が集中するものがあります。
歴史的銘機として君臨しているのはM3で、目立つ傷がない限り高く評価されます。製造数の少ない特殊タイプのバルナック型も、コレクターズアイテムとして高く評価されています。
カメラ本体だけでなく、レンズ交換式のライカ用レンズは、それぞれにエルマーやズミクロンやヘクトールなど特別な名前が付いていて、一目置かれる存在であり、羨望の的です。
しかも、この種の古いライカ用レンズは、レンズアダプターを介することで最新のデジタルカメラにも装着可能で、味わい深い旧式のレンズ描写を好む人も多く、高く評価されています。
そのため、買取も比較的安定していて、ライカ用交換レンズの需要は根強いものがあります。
レンズは、単に先鋭な描写力だけでは飽きたらず、個性的でソフトな描写力を求めるファンがいるため、買取も活発です。
レンズ以外の専用アクセサリー類も、モータードライブからフィルターに至るまで、幅広く人気があります。
各種アクセサリーを組み合わせて使うシステムカメラであり、伝説的な名声も鳴り響いているため、ちょっとしたアクセサリーでも大切にされています。
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