ニコン D2桁シリーズは、初心者向け、あるいはプロのサブカメラとして幅広いラインナップを有しているDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ群です。このシリーズは初心者にも扱いやすいように撮影モードダイヤルなどが設定され、初めてでも一眼レフの設定に悩まされることなく使えるように工夫されています。ニコン D90(2008年9月19日発売、DXフォーマット)は、ニコン D80がフルモデルチェンジしたもので、D90のCMOSセンサーは、D300よりもわずかに高感度特性が向上しています。
ニコン D90のCMOSセンサーは12.3メガピクセル、フォーカスポイントは11点となり、世界初の動画撮影、3Dトラッキングなどを搭載し、ダストリダクション、画像処理コンセプトは「EXPEED」で、本機よりライブビュー機能が追加され背面液晶の右に専用ボタンで利用可能になりました。D90のファインダーは、3型92万ドット液晶で、視野角は96%、記録媒体はSDメモリカードを採用し、本体単体のほか3種類のレンズキットが発売されています。