D5000は、2009年5月1日にニコンから発売されたデジタル一眼レフカメラの機種名です。
初心者向けのエントリークラスに当たりますが、それまでにニコンから発売された同クラスの機種はD以後の数字が2桁だったのに対し、D5000は初めて4桁の数字を配した機種となっています。
その為、D5000はそれまでの機種と比べて本体がやや大きくなる等、見た目にも大きなモデルチェンジが施されており、エントリークラスの機種としては多彩な機能が付加されていて様々な撮影条件に対応出来る機種になっています。
具体的には、ニコンのデジタル一眼レフカメラとしては始めてのバリアングル液晶モニターを採用しています。
これにより、自分撮りや縦位置での撮影を含め、様々な角度からの被写体の撮影が容易に行えるようになっています。
もう1つのニコンD5000の大きな特徴として、ターゲットAFと呼ばれる機能が搭載されている事が挙げられます。
これは被写体を追い続ける機能であり、同時にピントの場所を拡大する機能を併せ持っているので、シビアな状況での撮影にも性能を発揮出来る機種となっているのです。