ニコンのD100は2002年に発売されたデジタル一眼レフカメラの中級機です。主にハイアマチュアやプロのサブ機としての用途を意図して開発されています。2001年に発売されたプロユースモデルであるニコンのD1X及びD1Hの流れを組み、光学素子はD1Xの533万画素をも上回る610万画素のCCDを搭載しています。また、よりコンパクト化と軽量化が施されており、D1Xの1100gに対して700gと400gも軽量であり、高さも40mm程低くなっています。
ニコンのD100の特徴は、既に発売されていたプロユースのD1シリーズに比べコンパクトで軽量な上に価格がおよそ半額と低価格な点にあります。カメラの携帯性は機動力につながり、撮影の範囲を広げることにもつながります。D100の画質自体はプロユースとしても申し分なく、取材旅行などで使用するプロのサブ機としてもその性能を発揮します。ニコンのD100はその低価格と高性能から、ハイアマチュアの銀塩からデジタルへの移行の礎ともなりました。