カメラメーカー一覧

日本には、CanonやNikonといった有名メーカー以外にも、100社以上のカメラメーカーがあります。

それぞれ主力とするカメラの種類も異なれば、性能も大きく異なります。今回は日本の有名カメラメーカー全12社の特徴と、各社の人気カメラシリーズをまとめました。

日本の有名カメラメーカー

Canon（キヤノン）

1933年創業（精機光学研究所）
世界シェア1位のカメラメーカー
「Canon EOSシリーズ」が有名

Canon（キヤノン）は、1933年設立に設立されたカメラメーカーです。国内カメラメーカーではシェア1位となっており、世界シェアで見ても1位の座を獲得しています。Canonといえば、「Canon EOSシリーズ」と呼ばれる一眼レフカメラやミラーレスカメラが有名です。

カメラ初心者には「EOS Kissシリーズ」、中級者には「EOS 5D」や「EOS 6Dシリーズ」、上級者には「EOS-1Dシリーズ」など、レベルに応じたモデルが用意されています。デジタルカメラでは、「Canon PowerShotシリーズ」も人気です。

Canonのカメラ買取価格も掲載しています。

SONY（ソニー）

世界シェア2位のカメラメーカー
2006年にコニカミノルタからαを継承
「αシリーズ」が有名

SONY（ソニー）は、ミラーレスカメラが人気のカメラメーカーです。Canonに次いで世界シェア2位を獲得しています。SONYは、2006年にコニカミノルタから「αシリーズ」を事業譲受したことをきっかけに、カメラ事業に参入しました。「αシリーズ」は、現在ではSONYの代表的なカメラとして知られています。

「αシリーズ」には、プロフェッショナルモデルの「α1」や「α9」、ハイアマチュアモデルの「α7」、エントリーモデルの「α6000」などがあります。SONYのカメラ買取価格を掲載しています。

Nikon（ニコン）

100年以上の歴史があるカメラメーカー
「Dシリーズ」や「Zシリーズ」が人気
「NIKKORレンズ」も有名

Nikonは、100年以上の歴史があるカメラメーカーです。ガラスや双眼鏡の製造から始まり、現在では一眼レフカメラやカメラレンズのメーカーとしての地位を確立しています。一眼レフカメラの「Nikon Dシリーズ」、ミラーレスカメラの「Nikon Zシリーズ」、デジタルカメラの「Nikon COOLPIXシリーズ」が有名です。

また、Nikonは「NIKKORレンズ」と呼ばれるカメラレンズでも知られています。一眼レフカメラ用の「Fマウントレンズ」と、ミラーレスカメラ用の「Zマウントレンズ」の2種類のレンズを展開しています。Nikonのカメラ買取価格も掲載しています。

FUJIFILM（富士フイルム）

1934年創業（富士写真フイルム）
主力はミラーレスカメラ
「GFXシリーズ」と「Xシリーズ」が有名

富士フイルム（FUJIFILM）は、Canonとほぼ同時期に創業したカメラメーカーです。元々はカメラメーカーではなく、写真フィルムの国産化を目指して設立されました。富士フイルムは、ミラーレスカメラの「GFXシリーズ」と「Xシリーズ」が有名です。「Xシリーズ」がエントリー〜ミドル向け、「GFXシリーズ」がプロフェッショナル向けとなっています。

「GFXシリーズ」はボディだけで100万円以上するモデルもあり、他社カメラメーカーと比較しても高級なモデルです。デジタルカメラでは、アウトドア向けの「FinePixシリーズ」も人気があります。富士フイルムのカメラ買取価格も掲載しています。

OLYMPUS（オリンパス）

1919年創業（株式会社高千穂製作所）
主力はミラーレスカメラとカメラレンズ
「PENシリーズ」「OM-Dシリーズ」が有名

オリンパス（OLYMPUS）は、顕微鏡の国産化を目指して創業したカメラメーカーです。カメラの他、内視鏡といった医療製品も製造しています。オリンパスは、ミラーレスカメラとカメラレンズが有名です。「PENシリーズ」は可愛らしい見た目と小さなボディで、手軽に撮影を楽しめるよう開発されたミラーレスカメラです。

「PENシリーズ」に比べ、「OM-Dシリーズ」はより本格的なミラーレスカメラとなっています。OLYMPUSのカメラ買取価格も掲載していますよ。

Panasonic（パナソニック）

主力はミラーレスカメラ
「LUMIXシリーズ」が有名
LUMIXは2001年誕生

Panasonic（パナソニック）は、1918年に創業した総合家電メーカーです。パナソニックの主力カメラである「LUMIXシリーズ」は、カメラメーカー「Leica」と協業して2001年に誕生しました。LUMIXには、「Sシリーズ」「GHシリーズ」「Gシリーズ」「GXシリーズ」「GFシリーズ」の5つの種類があります。最新モデルの「Sシリーズ」はハイエンド向けとなっており、動画撮影を行うプロ向けのカメラもあります。

また、同じ「LUMIX」の名前でコンパクトデジタルカメラも販売中です。Panasonicのカメラ買取価格はこちらも参考にしてください。

PENTAX（ペンタックス）

1919年創業（旭工学合資会社）
主力はカメラレンズ
「Kシリーズ」が有名

PENTAX（ペンタックス）は、1919年にレンズメーカーとして創業しました。1952年には、国産初となる一眼レフカメラ「アサヒフレックスＩ」を発表しています。ペンタックスは、一眼レフカメラ「Kシリーズ」とカメラの交換レンズが有名です。「Kシリーズ」はモデルの種類は少ないものの、プロ・ハイアマチュア・ミドル・エントリーとレベル別に機種が選びやすくなっています。

交換レンズでは、一眼レフカメラやミラーレスカメラ用だけでなく、中判カメラ用の「645マウントレンズ」も展開している点が特徴です。なお、ペンタックスは2011年からRICOH（リコー）の子会社となっています。PENTAXのカメラ買取価格はこちらを参考にしてください。

その他国内のカメラメーカー

SIGMA（シグマ）

1961年創業
カメラレンズを製造

SIGMA（シグマ）は、1961年に創業したカメラレンズが有名なメーカーです。一眼レフやミラーレスの交換レンズに加え、映画撮影用のシネレンズも製造しています。

EPSON（エプソン）

デジタルカメラを製造
現在カメラの製造はなし

EPSON（エプソン）は、1996年〜2014年頃までコンパクトデジタルカメラを販売していました。世界初のレンズ交換式デジタルカメラ「R-D1」は特に人気が高く、2022年にファンミーティングが開催されたほどです。エプソンのデジタルカメラは、2024年3月にサポートを終了しています。

WISTA（ウイスタ）

1943年創業
フィルムカメラや大判カメラを製造

WISTA（ウイスタ）は、1943年創業のカメラメーカーです。「リトレックシリーズ」と呼ばれるフィルムカメラや、「ウイスタシリーズ」と呼ばれる4×5サイズの大判カメラなどを製造してきました。現在は大判カメラや、木製フィールドカメラなどの製造を行っています。

RAYNOX（レイノックス）

1963年創業
カメラレンズを製造

RAYNOX（レイノックス）は、1963年創業のカメラレンズのメーカーです。映写機の製造に始まり、現在はデジタルカメラやビデオカメラ用の交換レンズを販売しています。

Mamiya（マミヤ）

中判カメラや二眼レフカメラを製造
現在カメラの製造はなし

マミヤは、かつて中判カメラや中判カメラ用のレンズを製造していたメーカーです。国産カメラとして高い評価を受け、特に「RZシリーズ」や「マミヤ6」は現在でも人気があります。

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