ジャンルレンズ
メーカーニコン
商 品AI Nikkor 50mm f/1.2S
発 売 日2002年 8月 8日
対応マウント | ニコンFマウント系 | レンズタイプ | 単焦点 |
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フォーカス | MF | レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽根枚数 | 9 枚 | 焦点距離 | 50 mm |
最短撮影距離 | 05 m | 最大撮影倍率 | 1/7.9 倍 |
開放F値 | F1.2 | ||
最大径x長さ | 88.5x47.5 mm | 重量 | 360 g |
ニコンレンズ AI Nikkor 50mm f/1.2Sは、フィルムカメラ時代からの伝統的な仕様を受け継いだものです。
このAI Nikkor 50mm f/1.2Sは、ニコンFマウントで、マニュアルフォーカスですが、デジタルカメラのFXフォーマットおよびDXフォーマットのニコンカメラにも装着できます。
フォーカシングをオートにせず、自分の意思で行いたい人向けのレンズだと言えます。
フォーカシングをオートにすると、自分が意図しない部分に焦点が合ってしまうことがありますが、マニュアルフォーカスなら、自分の意図した部分に焦点を合わせることができます。
ニコンAI Nikkor 50mm f/1.2Sの魅力は、使用頻度の高い50mmの焦点距離であることと、F1.2の大口径にあります。
デジタルカメラでは、感度設定の自由度が高く、高感度の設定が可能なものが多いですが、望遠でもないのに背景を大きくぼかし、被写体を背景から浮き上がらせることのできる効果は、このニコンAI Nikkor 50mm f/1.2Sの独壇場と言えるでしょう。
大口径標準レンズの長所を正しく認識し、もっと活用したいものです。
ありふれたものと思いがちですが、最も利用価値が高いのが、AI Nikkor 50mm f/1.2Sに代表される大口径標準レンズです。
風景にもポートレートにもオブジェにも、あるいはそれ以外にも、殆ど万能的に用いることができます。
ズームレンズの便利さに慣れてしまうと、何でもズームの操作でこなしてしまいがちですが、基本に立ち戻り、大口径標準レンズの表現力を再発見してみてはいかがでしょうか。
被写体に一歩踏み込んで撮影することは、基本中の基本です。
ジャンルフィルムカメラ
メーカーニコン
商 品FM3A
発 売 日2001年 7月
タイプ | フィルムカメラ | 使用フィルム | 35mm |
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フォーカス | AF/MF | シャッタースピード 速/遅 | 1/4000秒 / 8秒 |
ファインダー視野率(縦x横) | 93×93 % | ファインダー倍率(50mm∞位置) | 0.83 倍 |
幅x高さx奥行 | 1142.5x90x58 mm | 重量 | 570 g |
ニコン FM3Aの一番の特徴は、デジタルカメラが普及し出した頃の独自性の高いフィルムカメラであり、電子制御式シャターと機械制御式シャッターとのハイブリッドシャッターである点です。
旧型のNew FM2では、機械制御式シャッターで、電池切れでも作動するシャッターとして、人気がありましたが、内蔵露出計がマニュアル方式であったため、AEを望むカメラユーザーから支持が得られませんでした。
そこで、従来の機能を残しながら、AEも追加するということで、前代未聞の電子制御と機械制御とのハイブリッドシャッターを搭載したニコン FM3Aの誕生となりました。
フィルムカメラのファンにとって、他のカメラとは全く違うコンセプトの一眼レフで、その孤立した独自性には、強い魅力を感じることでしょう。
ニコン FM3Aの最大の特徴であるハイブリッドシャッターの仕組みについて、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。
このシャッターは、上下走行式メタルフォーカルプレンシャッターで、走行自体はバネの力が開放されることで作動しますが、シャッタースピードの制御(タイマー機能)では、機械式(ガバナー)と電子式との2重搭載による対応になっています。
通常の撮影では、電子式のAE露出に任せる場合が多いでしょうが、電池切れの時は、露出計は作動せずAEも作動しませんから、オールマニュアルにします。
カメラ撮影に熟練していないと、電池切れの場合に使いこなせませんが、それだけに、プロのカメラマンにもサブカメラとして使われました。
ニコン FM3Aは、フィルムカメラであり、今日的なニーズに必ずしも合致しませんが、記念碑的なカメラとして手元に置いておきたくなるカメラではあります。
ニコン FM3Aは、当時、グッドデザイン賞やカメラグランプリ特別賞を受賞するなど、画期的なカメラとして絶賛されました。
このカメラは、フィルムカメラの時代の最後を飾る歴史的な名カメラでもあります。
ニコン FM3Aは、フィルムカメラのレジェンド(伝説)と言っても、過言ではないでしょう。
ジャンル一眼レフカメラ
メーカーニコン
商 品D5
発 売 日2016年3月
タイプ | 一眼レフ | レンズマウント | ニコンFマウント |
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画素数 | 2133万画素(総画素) 2082万画素(有効画素) |
撮像素子 | フルサイズ 35.9mm×23.9mm CMOS |
ローパスフィルターレス | なし | 撮影感度 | 標準:ISO100~102400 拡張:ISO50相当、3280000相当 |
記録フォーマット | JPEG/RAW/TIFF | 連写撮影 | 14 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 液晶モニター | 3.2インチ 236万ドット |
ファインダー形式 | ペンタプリズム | ファインダー視野率(上下/左右) | 100/100 |
ファインダー倍率 | 0.72 | ||
動画記録画素数 | 4K(3840x2160) | フレームレート | 29.97 fps |
幅x高さx奥行き | 160x158.5x92 mm | 重量 | 1240 g |
ニコンカメラのフラグシップ機であり、最高級機種となるデジタル一眼レフカメラ「ニコンD5」の性能は、まさに圧倒的なものです。
この一眼レフカメラは、ニコンFXフォーマットで、これは35mm判のフルサイズに相当し、ニコンのニッコールレンズのイメージサークルを最大限に活用します。
D5の有効画素数は、2082万画素であり、全く申し分ありません。
D5は、動画撮影でも、4K UHD 30P の規格をカバーします。高速連写では、秒速12コマに達し、ミラーアップすれば、秒速14コマにもなります。
ニコンデジタル一眼レフ独自の信頼性の高いオートフォーカス機能を有し、広域にして高密度の153点AFシステムで、被写体を高速で適確に捉えます。
常用の感度設定は、ISO 100からISO 102500までの広域となります。
また、減感でISO 50、増感でISO 3280000まで可能ですので、かなり暗い状況下でも撮影可能です。
ホワイトバランスの調整では、3種類のオートが選べ、強調された白、素材の持つ自然な白、白熱電灯下での白、このどれかを設定できます。
このようにD5は、デジタル一眼レフカメラとして究極の性能と言っても良いほどに、高度なレベルに到達しています。
このD5は、一眼レフカメラですから、膨大な種類となるニッコールレンズを交換レンズとして活用できますので、その表現領域は広大なものとなります。 ユーザーが保有する旧式のレンズ資産をも最大限に活用できるようにするのが、ニコンの企業方針ですから、ユーザーは、時代が変わってもニコンから裏切られることはありませんでした。
この企業姿勢は、恐らく今後も変わらないでしょうから、今後も裏切られることはないだろうと思われます。 レンズ交換式カメラの場合、単にカメラを買うだけのことではなく、レンズ交換システムや企業姿勢をも納得して買うことをも意味します。 D5は、その意味でも安心できる要素を持っている、と言えるのではないでしょうか。
ジャンル一眼レフカメラ
メーカーニコン
商 品D500
発 売 日2016年4月
タイプ | 一眼レフ | レンズマウント | ニコンFマウント |
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画素数 | 2151万画素(総画素) 2088万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C 23.5mm×15.7mm CMOS |
ローパスフィルターレス | ○ | 撮影感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO50相当、1640000相当 |
記録フォーマット | JPEG/RAW/TIFF | 連写撮影 | 10 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 液晶モニター | 3.2インチ 236万ドット |
ファインダー形式 | ペンタプリズム | ファインダー視野率(上下/左右) | 100/100 |
ファインダー倍率 | 1 | ||
動画記録画素数 | 4K(3840x2160) | フレームレート | 29.97 fps |
幅x高さx奥行き | 147x115x81 mm | 重量 | 760 g |
ニコンD500は、一眼レフデジタルカメラの高級機でありながら比較的求め安い価格帯にあって、ニコン一眼レフデジタルカメラのフラグシップ機であるD5の性能に肉迫するものがあります。
有効画素数は、2,088万画素であり、充分過ぎるほどの精細さです。動画撮影の時には、4K UHDにも対応します。
ニコンD500の目立った長所の一つは、そのオートファーカス機能の精密さと充実にあります。ニコン一眼レフデジタルカメラの最高機種であるD5に用いられた「マルチCUM 20Kオートフォーカスモジュール」を、D500にも採用しています。
そのため、画面周辺部の被写体をも漏らさず捉え、コントラストの低い被写体をも正確に捉え、素早く動く被写体をも敏捷に捉えます。
ピント合わせの難しい被写体もオートフォカスで確実に捉えますので、撮影者は、被写体を追うことに専念できます。
写真は結果が全てですので、カメラ任せにできる部分は、全てカメラのオート機能に任せてしまうのが賢明だと思われます。
ニコンD500は、一眼レフ方式のカメラですから、レンズ交換は当然可能で、レンズマウントは、「Fマウント、AFカップリング、AF接点付き」の仕様です。
これによって、一部に利用できないものがあるものの、ニコンの膨大な交換レンズ群が利用できます。
D500が装備するシャッタースピードは、高速側の8,000分の1秒から低速側の30秒まであり、フラッシュ同調は250分の1秒です。
これによって、高速で移動する被写体も、確実に捕捉できます。一眼レフデジタルカメラとしては、このニコンD500に特に不足するものはないと思われます。
多彩な機能と信頼できる性能とが、不足なしに備わっています。あとは、ユーザーの腕次第であり、行動次第だと言えましょう。
野に山に、川に海に、あるいは田舎の町並みの中に都会の雑踏の中に、さらには見知らぬ外国のどこかにも、果敢に踏み込んでいくだけです。
ジャンル二眼レフカメラ
メーカーローライ
商 品ローライフレックス 2.8FX
発 売 日2010年5月
フィルム感度 | 25~6400 | 最短撮影距離(マクロ) | 100cm |
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焦点距離 | 80 | 開放絞り値 | 2.8 |
画面サイズ | 6x6 | シャッタースピード | 1/500~1 |
幅×高さ×奥行 | 109x147x108 mm | 重量(本体) | 1275g |
ローライフレックス 2.8FXは、ブローニーフィルム120タイプを使う6×6判二眼レフカメラで、12枚撮りになります。
TTL測光機能を搭載しており、TTLオートフラッシュにも対応しています。使用レンズは、Sアポゴン80mm F2.8 HFTです。
以前はプラナーでしたが、その後アポゴンに変更されました。
シャッター機構は、コパルシャッターで、1秒から500分の1およびBに対応し、全速がフラッシュ対応です。フォーカルプレーンシャッターでなく、レンズシャッターのため、全速フラッシュ対応が可能になっています。
また、レンズシャッターは、花火のような高速で移動する点光源を撮影する場合、美しく滑らかに表現してくれます。このような点も、ローライフレックス 2.8FXの見逃せない長所です。
ローライフレックス 2.8FXは、二眼レフですから、二眼レフ特有のビューファインダー機構となります。
フォーカシングスクリーンでピント合わせをしながらウエストレベルでの撮影が基本ですが、ピント合わせが目測での素通しのフレームファインダーによるアイレベル撮影も可能です。 ウエストレベル撮影の場合、パララックス自動補正機構を内蔵しているため、二眼レフですがフレーミングは正確にできます。
また、フォーカシングスクリーンは、別のタイプと交換可能です。全体の重量は、約1.3kgです。以上紹介しましたように、ローライフレックス 2.8FXは、古典的とも言える構造であり仕様ですが、それだけにフィルムを使う二眼レフカメラとしては、完成された究極の形と言えます。このローライフレックス 2.8FXは、激しく動く動体を追う撮影には適しませんが、ポートレートや風景を撮影する場合など、ゆったりとした気分でウエストレベルでのフレーミングを思案しながら撮影する場合に威力を発揮します。 フォーカシングスクリーン上に映るピント像は、左右が逆転していますが、絵としての出来栄えを構想するにはむしろ好都合で、フレーミングが冷静にできる効果をもたらします。
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