アメリカ製の中判カメラとして日本でも人気が高く、レトロカメラの愛好家が多い製品にボルシーがあります。その中でもコンパクトなボディーデザインで、上から見たときに丸くて赤いマークが目立ち、正面側より後ろのほうが小さな作り、おむすび型になっているデザインもより愛らしさを感じさせるカメラがあります。正面にも赤い字でボルシーと英語表記されていて、フィート表示のメモリ、レリーレバーなど実際に手に取り操作を楽しみたくなる中判カメラを作っています。
ボルシーの中判カメラは、修理などのために分解してみますと当時のアメリカらしい作りになっていることが分かり、どれだけ安く生産性を上げられるかを考えた作りになっていることが分かります。とてもシンプルな作りであり、程々の耐久性を保ちつつ、使用感や撮影精度もある程度保てるように作られているのです。このようなボルシーの中判カメラなので、撮影時に注意しないと手ブレの多い仕上がりになるので注意が必要です。ボルシーの中判カメラは革製のケースもシンプルで、ロゴが印象的です。